本線に乗る、百年の歴史を辿る鉄道旅(2025年7月4日・金曜日)
こんにちは、梅ちゃんです🌿
今回は長年憧れていた「阿里山森林鉄道」本線に乗ってきました!
ただの移動ではなく、台湾の自然と歴史、そして人々の思いが詰まった“心の旅”。
その魅力をたっぷりとご紹介します。
🛤 出発は「北門車站」から|旅の始まり
この日のスタートは嘉義高鐵駅。バスで「北門車站」へ向かい、そこから小さな赤い列車に乗り込みました。列車がホームにゆっくりと入ってくる瞬間は、涙が出そうなほど感動しました。なにしろ、チケットを取るのが本当に大変だったんです😂
🚆 山へ登る列車|緑の中をゆっくり進む
列車は、町を抜けるとすぐに緑のトンネルの中へ。
木々に包まれた山道を、ガタンゴトンと小さな音を立てながら登っていきます。
📍樟腦寮駅(Zhangnaoliao)|標高543m
山の静けさに包まれた小さな駅。
📍交力坪駅(Jiaoliping)
車窓に映る木造駅舎がまるで絵本の一場面のよう。
列車はループ線やスイッチバックを使いながら、どんどん標高を上げていきます。
揺れも少なく、窓からの風に癒されながら静かに登る時間。まさに「心がほぐれる」ひとときです。
🍱 奮起湖でひと休み|標高1400mの駅
目的地は、阿里山鉄道の中継地「奮起湖駅」。
ここは標高1403m、避暑地としても人気の高いスポットです。
駅前では名物「奮起湖便當(駅弁)」を購入。
台湾らしい甘辛い味付けの鶏肉と煮卵が絶品で、駅のベンチでいただくお弁当は最高のごちそう!
🚋 阿里山本線とは?|山を登る奇跡の鉄道
ここで、乗ってきた阿里山本線について少しご紹介します。
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総延長:約71.4km
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高低差:約2,186m(嘉義駅30m → 阿里山駅2,216m)
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特徴:ループ線・スイッチバック・山岳区間を含む、世界でも珍しい登山鉄道!
実はこの鉄道、もともとは日本統治時代(1912年)に木材運搬用として敷かれたもので、100年以上の歴史があります。
そして何よりすごいのは、2009年の台風モーラコットで壊滅的な被害を受けながらも、十数年の歳月をかけて少しずつ修復されたことです。
現在(2025年7月時点)は嘉義〜十字路駅まで運行再開。残り区間の復旧工事も進んでいます。
🚂 今回の相棒:DL-49号ディーゼル機関車
この日乗車したのは、赤と白のDL-49号。
重厚で美しく、山道をしっかりと登ってくれる頼れる存在です。
🌲 梅ちゃんのひとこと|「生きている鉄道」
阿里山森林鉄道は、単なる観光列車ではありません。
災害と復興を乗り越えて今も走り続ける、「生きている鉄道」。
山を登る列車の音は、どこか人の鼓動のように感じられました。
次回は、奮起湖から先の支線や、阿里山の自然・神木についても紹介します。
皆さんも、台湾を旅するならぜひ阿里山本線を体験してみてくださいね!
📝旅のポイント:
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北門車站から出発し、途中駅も風情たっぷり
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台風や天候によって運行状況が変わるので、最新情報をチェック
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列車内にはトイレなし。事前に済ませておきましょう
🌟 阿里山本線が特別な理由
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世界的にも珍しい「山岳鉄道技術の結晶」
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100年以上の歴史と文化的価値
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地元の人々と旅人の思いが込められた路線
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台風・地震など災害からの奇跡の復活
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乗るたびに新しい風景と発見があること
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