阿里山鉄道から祝山観景台までの小さな冒険記
阿里山へ日の出を見に行く——ずっと憧れていた体験をついに実現しました。
今回は、阿里山鉄道に揺られながら山頂へ向かい、祝山観景台で待ち望んだ日の出を見届けるまでの旅を記錄しました。
■ 阿里山鉄道に乗って、いざ山の上へ
早朝のまだ薄暗い時間、祝山站に到着。
赤い車体の阿里山鉄道を見るだけで、気分はすでに冒険モード。
車内には澄んだ木の香りがふわりと漂い、窓の外には針葉樹の森が続いていきます。
山を登るにつれ、霧が流れ込んできて、まるで雲海の中を走っているような感覚に。
■ 祝山観景台に到着、そして熱食の誘惑
駅に着いた瞬間、山頂の冷氣に「わ、寒い!」と思わず声が出てしまうほど。
祝山観景台へ向かう途中、あたりは完全な夜明け前。
空気がキーンと冷えて、吐く息が白く浮かびます。
観景台に着くと、まず目に入ったのが熱食エリア。
湯気の立つスープ、熱々のお粥、温かい飲み物……
どれも寒さでかじかんだ身体にしみわたるやさしい味。
温かい食べ物を手にした瞬間、「来てよかった」と心から思えました。
■ 極寒の中で待つ、特別な時間
日の出までの待ち時間は、とにかく寒い。
耳が痛くなるほどの冷え込みで、手袋とカイロが大活躍。
でも、その寒ささえも「この瞬間のため」と思えば不思議と楽しく感じられます。
空がゆっくりと明るくなり、山の稜線が浮かび上がるにつれ、周りの人たちもざわざわと期待に包まれていきました。
■ ついに、黄金色の太陽が現れる
そして——ついにその時が。
雲の隙間から、一筋の光がスッと差し込んで、
山の向こう側に真っ赤な太陽が顔を出した瞬間、思わず息をのみました。
あたり一面が金色に染まり、木々まで輝きだすような美しさ。
寒さも眠気もすべて吹き飛ぶほどの感動でした。
梅ちゃんは、手が震えながらもシャッターを切り続け、
「阿里山の日の出はやっぱり特別だ」と何度もつぶやいてしまうほど。
阿里山鉄道、祝山観景台、極寒の待機、そして感動のご来光。
どの瞬間も忘れられない、心に残る旅となりました。
次はもっと厚着して、また日の出を見に来たい——そう思わせてくれる素晴らしい体験でした💖
阿里山ご来光ツアーはアンイトラベルから!








沒有留言:
張貼留言